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 芸術の秋です!


 この度、かなり内容の濃いミュージカルが、池袋のサンシャイン劇場で上演されます。

 1950年代のスペインの盲学校を舞台にしたお話です。


 今回は、ばっかりばっかりとして、視覚障害のかた向けの観劇サポートをお手伝いすることになりました!


 以下、視覚障害者向けサポートとチケット入手の詳細、会場について、イントロダクション、あらすじ、役者・役名と役柄、主なスタッフ、全般的な公演日程の順に記載します。

 かなりの長文になりますが、各見出しの頭にの記号を入れておくので、ジャンプ

に役立ててください。



視覚障害者向けサポートとチケット入手の詳細

①下記該当二公演にて、開演前に、舞台説明会(セットの位置や舞台の広さ、距離感などを解説)を実施いたします。各日開場10分後より約15分実施いたします。(該当

回のチケットをお持ちの方はどなたでも参加可能です)


②下記該当二公演にて、音声ガイドサービスがございます。舞台の様子をライブ実況で行います。ご自身のFMラジオをご持参いただいた場合は、周波数88.5MHzに合わせてください。ラジオの貸し出しも無料で行いますので、お申し出ください。

 ライブ音声ガイド担当:鈴木橙輔(バリアフリー演劇結社ばっかりばっかり)

 視覚障害サポート監修:美月めぐみ


・対象席数・数に限りがございます。先着順ですので予めご了承ください。(要予約)

・付き添いが必要な場合は、介助者様分もチケットのご購入をお願いいたします。

※介助者割引は、交渉しましたが、美月の力不足でごめんなさい!


 該当公演は

1010日(木曜日)1230分開場、13時開演(舞台説明会1240分開始)

 1011日(金曜日)18時開場、1830分開演(舞台説明会1810分開始)


※ネット購入がかなりややこしいので、視覚障害のお客様専用チケット受付電話を用意していただきました。

ライブ音声ガイド用のラジオの貸し出しをご希望のかたは、チケット購入の際にお申し出ください。

 申込期間:910日(火曜日)10時から観劇ご希望日の前日20時まで

 視覚障害者専用受付電話:050-1721-8796(平日10時から20じ)

※ここにかけて、視覚障害のかたがチケット購入される場合は、自動応答の電話サービスで1を押してください。よく聞いたことのある声がお待ちしてまーす♪

 もしくは、いつものアドレス

YIV01420@nifty.com

までメールでお申込みください。


◎チケット料金

S席:11,000(税込)

A席:9,000(税込)

U-18チケット:6,000円(税込)

U-18チケットはご観劇当日の満年齢が18歳以下のお客様を対象としたチケットです。ご観劇当日年齢が分かる身分証明書を必ずご持参ください。

※本公演のチケットは「チケット不正転売禁止法」の対象となる「特定興行入場券」として販売いたします。主催者の同意のない有償譲渡は禁止されています。



会場について

 会場:サンシャイン劇場(東京都豊島区東池袋3-1-4 文化会館ビル4Fサンシャインシティ)

 アクセス:東京メトロ有楽町線 東池袋駅67番出口より地下通路で徒歩5

各線「池袋駅」東口(35番出口)より徒歩15

https://sunshine-theatre.co.jp/access/



イントロダクション

スペインの巨匠と言われる劇作家"アントニオ・ブエロ・バリェホ"の傑作、「燃ゆる暗闇にて」。

盲学校を舞台に、人と人が起こす化学反応や対立・葛藤を繊細に描き、人間の普遍的なテーマに切り込んだ本作は、1950年に初演の幕が上がった。

閉ざされた学校の中で繰り広げられる、無垢な学生たちの繊細な心の動きや葛藤は、「幸せ」についての真意を問い、多くの人の共感を呼んだ。

昨年、その名作が韓国でミュージカル化され、話題に。

韓国ミュージカル界における名コンビソン・ジョンワン(演出)とキム・ウニョン(作曲・音楽監督)により、音楽の魔法をかけられた本作は、戯曲からイメージを覆すほどのロックテイストで魂の叫びが響く新作ミュージカルとして生まれ変わった。

そして、2022年に戯曲を手掛けた田中麻衣子が演出を、田中と「Ordinary Days」以来の2作目のタッグとなる落合崇史が音楽監督として、また、勢いある出演者陣と共に日本初上陸となる世界初演ミュージカル版に挑む。

人と向き合うことで露わになる、目を背けていた本来の自分自身。

それでも誰かと生きていきたいと願う先にある、幸せとは。

自分の心に「生きる意味とは?幸せとは?」と、真の意味を問いたくなる、あなた自身の物語が幕を開けるー



あらすじ

何かを強く願うことは「希望」か「絶望」か。

誰もが心に抱く「幸せ」の正体に深く斬り込むー

ドン・パブロ盲学校。ここに通う生徒は全員、光を感じることができない。

だが、「自分たちの持つ障害を忘れるほど、安全で自由な学校」という教育方針のもと生活する生徒たちは皆とても幸せそうだ。

彼らの中でもリーダー格であるカルロスとホアナは、誰もが羨む優等生カップル。

同じクラスのミゲリン、エリサ、他の生徒たちも、まるで自分の障害を忘れるように生きていた。

長期休み明けの学期初日、転校生がやってくる。

転校生のイグナシオは「ここは嘘の楽しさに汚染されている、虚しい幻想・悲しいパロディだ。」と嘆き、生徒は困惑する。

自分が盲目であることで、これまで沢山の生きづらさを感じてきた転校生イグナシオ。彼の悲観的で、みえる世界への憧れを隠さず・渇望する態度は、「学校こそ自分たちの生きる世界。」と思っていた生徒たちの今までの信念を揺らがせ、"自分には何かが欠けている"という現実を突きつけられる。

「多くを望まず、与えられた世界に満足することこそ救われる」という学校理念を信じるカルロス。

「宿命の悲しみや、やるせなさを分かち合い、いつかの奇跡を信じることこそ救われる」というイグナシオ。

2人の対立で学校は更に混乱を極めていきー

想像を絶する衝撃的な結末が、彼らを待ち受ける。



役者・役名と役柄

 カルロス、渡辺碧斗(わたなべ あおと)

ドン・パブロ盲学校のリーダー的存在で、先生からも信頼される優等生。

「外の世界は生きづらく、安全に守られたこの学校こそが自分たちの生きる世界だ」と思っている。

学校理念、そして自分の信念を守るため、自らを""だと嘆く転校生イグナシオと対立する。


 イグナシオ(ダブルキャスト)、佐奈宏紀(ひろき)、坪倉康晴(こうせい)

ドン・パブロ盲学校の転校生。

自分が盲目であることで、沢山の生きづらさを感じてきたため、「障害を忘れるほど、安全で自由」という学校の雰囲気に、呆れ、警鐘を鳴らす。

いつか目が見えるようになりたいと渇望し、自らの信念に生徒を巻き込んでいく。


 ホアナ、熊谷彩春(いろは)

明るくあたたかい性格で他の学生たちからの信頼も厚いカルロスの恋人。

イグナシオの態度に他の生徒が困惑する中、一番最初に彼を受け入れる。

しかし彼女の優しさこそが、学校内に混乱を巻き起こす大きな引き金になっていた...


 ミゲリン、コゴン

クラスのムードメーカー的存在で、エリサと付き合っている。

初めはイグナシオの態度を批判するが、徐々にイグナシオの信念に染まっていき...


 エリサ、高槻かなこ

クラスのムードメーカーであるミゲリンの恋人。

転校生イグナシオの信念に恋人ミゲリンが染まっていくことが耐えられず、早く元の学校の雰囲気に戻りたいと切に願っている。


 アンドレス、雨宮翔(あめみや かける、GENIC

「絶対に自分は可哀想ではない」と強い信念を持っていたが、イグナシオの提言が頭から離れなくなってしまう。


 アルベルト、松村優(ゆう)

ドン・パブロ盲学校での生活を誇りに思っている、明るい生徒。

学校を混乱に陥らせたイグナシオと戦う姿勢を見せる。


 ロリータ、菅原(すがはら)りこ

イグナシオが現れてからは、自分の今までの考え方を疑うようになり、今まで普通にできていたことができなくなっていく。


 エスペランサ、日髙麻鈴(まりん)

学校の混乱に困惑するが、イグナシオだけのせいではなく、「むしろ変わったのは自分たちだ」という大人な意見を持つ。


 ドニャ・ペピタ、壮一帆(そう かずほ)

盲学校の創設者ドン・パブロの妻であり、講師。生徒たちを自分の方針に従わせる。

「幸せとは諦め、望まないこと」と説き、

「自分たちの持つ障害を忘れるほど、安全で自由な学校」という理念で生徒を導く。

転校生のイグナシオを煙たく思い...


 SWING、須田拓未



主なSTAFF

In The Burning Darkness

Original Script by Antonio Buero Vallejo

Book & Lyrics by Sung Jong Wan

Music by Kim Eun Young

演出:田中麻衣子

音楽監督:落合崇史

翻訳:吉田衣里

上演台本・訳詞:オノマリコ

音響:高橋秀雄 石井雄太(アントラクト)

歌唱指導:伊藤和美

企画協力:conSept

主催・企画・製作:エイベックス・ライヴ・クリエイティヴ



全般的な公演日程

※イグナシオ役がダブルキャストですので、それぞれの日程に、佐奈・坪倉と、俳優

名を記載します。

 105日(土曜日):12時開演(初日・SPカーテンコール、佐奈)

 6日(日曜日):12時開演(初日・SPカーテンコール、坪倉)

 7日(月曜日):休演

 8日(火曜日):13時開演(字幕・手話付き、お見送り会、坪倉)、

 同日 18時半開演(アフタートーク、佐奈)

 9日(水曜日):13時開演(字幕・手話付き、お見送り会、佐奈)

 10日(木曜日):13時開演(舞台説明・音声ガイド付き、アフタートーク、坪倉)

 同日 18時半開演(アフタートーク、坪倉)

 11日(金曜日) 18時半開演(舞台説明・音声ガイド付き、アフタートーク、佐奈

 12日(土曜日):12時開演(楽日SPカーテンコール、佐奈)

 同日 17時開演(坪倉)

 13日(日曜日):12時開演(楽日SPカーテンコール、坪倉)



 晴眼者のかたが単体でいらっしゃる場合は、下記公式サイトへアクセスしてくださ

い。


ミュージカル『燃ゆる暗闇にて』

https://musical-moyuru-kurayami.jp/


 稽古場に下見に行きましたが、こちらでは書ききれないほどの感動を得ました!

 なかなか値の張る舞台ですが、そして遠いスペインの、遠い時代のお話ですが、視覚障害の立場でどんなふうに感じさせられるのか、ぜひ確かめにいらしてくださいませ。

春のお知らせあれこれ

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 先日は、オンライン朗読会『Love&Sweets '23』にご参加いただき、ありがとうございました!

 おかげさまで、ほんわりほかほか、ご好評をいただきました!

 これを励みに、春の企画に突入です!



オンライン・ランチタイム朗読会『フーフ・デ・フール』

 日時:41日(土曜日) 午前11時から13

 会場:zoom

お申込みいただいたかたに、前日・331にアクセス情報等をお送りいたします。

 料金:基本的には無料。投げ銭歓迎!

詳しくはアフターメールでご案内します。

 出演:鈴木橙輔(夫・ばっかりばっかり主宰)、美月めぐみ(妻・点字朗読者)

 演目:41ならではの"おバカ"な作品を読みます!


 お申込みは、

otegami@bakkaribakkari.net

まで、メールでお願いします。

  お申込み締め切りは330日金曜日です。

なお、件名は

「フール」申し込みとしてください。

 本文には、

 1. お名前

 2. お住まいの地域

 3. リピーターさんは、簡単な近況報告大歓迎!

 4. 初めてのかたは、お申込みのきっかけと、簡単な自己紹介。

 5. ・電話番号



 2023 スプリングツアー(名古屋・浜松・東京)

 名古屋・浜松はなんと4年ぶり!

 そして、都内でのリアル朗読会も1年ぶりです!

 以下、それぞれの日時と会場と詳細なページのURLを記しますので、適宜アクセスしてみてくださいませ!


◆第11回 ばっかりばっかり朗読会 in 名古屋

 日時:429日(土曜日・昭和の日) 1340開場、14時から16

 会場:名古屋市東生涯学習センター第三集会室(名古屋市東区葵1-3-21

 アクセス:

地下鉄東山線「新栄町(しんさかえまち)」駅1番出口より北へ300

http://www.bakkaribakkari.net/2023/03/42911-in.html


◆第8回 ばっかりばっかり朗読会 in 浜松

 日時:430日(日曜日) 13時半開場、14時から16

 会場:コミュニティカフェPao(ぱお) (浜松市中区野口町358 2

 アクセス:

遠州鉄道「八幡(はちまん)」駅より徒歩5

「助信(すけのぶ)」駅より徒歩10分。

http://www.bakkaribakkari.net/2023/03/4308-in.html


◆『ばっかりばっかりのゴールデン朗読』

 日時:57日(日曜日) 14開演(16時半までに終了予定)

 会場:東京都障害者福祉会館 2階・児童室B(東京都港区芝5-18-2

 アクセス:

JR田町駅三田口(西口)より徒歩5分。

都営地下鉄三田線・浅草線三田駅A8出口すぐ。

http://www.bakkaribakkari.net/2023/03/57.html

鈴木大輔、新芸名決定!

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 寒中お見舞い申し上げます!

去る1月12日の『鈴木大輔改名朗読会』において、新芸名の発表が執り行われました。
 
新しい芸名は...
 
"鈴木橙輔(すずき・だいすけ)"です。
 
はい、読み方は変わらず、"だい"の字を"大きい"から"だいだい色"の"橙"に変更した格好になっています。
 
この変更により、今までどうあがいてもネット検索でヒットしなかった鈴木も、めでたく一発で出てくる、ハズです。
 
ただ、音声読み上げソフトでは、正しく読まない可能性が高くなりました。(事務所のパソコンでは"すずき・とうほ"と読み上げます。とほほ)
 
視覚に障害があるお客様、申し訳ありませんが...慣れて下さい、お願いします!
 
今後とも、鈴木橙輔並びにバリアフリー演劇結社ばっかりばっかりを宜しくお願いします!
 

 

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